奈良茶飯
主食
江戸時代の旅人にも人気だったパワーフード!おにぎりにするのもおすすめ♪
奈良の伝統料理をアレンジした
煎り大豆を使ってつくる茶飯です。
炒った大豆や黒豆が入っていることで腹持ちもいいので、
東海道を旅する人にも人気だったようです。
炊き立ての香ばしい香りがたまりません。
材料(2人分)
- 胚芽米 3合
- 塩 小さじ1
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ2
- 煎り大豆 40g
- 黒豆(黒豆茶用) 40g
作り方
- お米を研ぎ、いつもの水加減にし、塩、しょうゆ、酒を加え混ぜる。
- 煎り大豆、黒豆を上にのせて炊く。
- 炊きあがったら、全体を混ぜる。
- 茶碗に盛り付け、ごまをかける。
ポイント
・大豆、黒豆は蒸したものでも作れます。その場合は、100gずつにしてください。
・カフェインが気になる方も黒豆茶用の黒豆を使ってアレンジしています。
・奈良茶飯は、元々は、奈良の興福寺などのお寺で作られていたもので、お米に炒った大豆を入れてほうじ茶や番茶で炊いていました。 江戸時代になると、奈良茶飯にみそ汁とおかずをつけて宿場や茶屋でだされ、定食のようなものとして江戸で広まり、十辺舎一九の「東海道中膝栗毛」の中でも川崎宿の「奈良茶飯」が紹介されています。